第13回通常総会を開催しました。

関東鉄源協同組合では第13回通常総会を9月17日、群馬県渋川市伊香保町の岸権旅館にて開催しました。

総会では、昨年度の事業報告、次年度計画、役員改選などの各議案は滞りなく承認されております。

以下に理事長・山下雄平の挨拶および事業報告を掲載いたします。

 

山下雄平
理事長 山下雄平

 

理事長 山下雄平

 

「高炉メーカーの統合や電炉メーカーの廃業、商社における流通再編など、厳しい状況を反映して業界では様々な動きが起きている。こうしたなかで平成26年度の当組合の実績は売り上げが過去最高となるなど素晴らしい実績を残すことが出来た。次に、当組合で1番気を付けていることは、品質面、特に放射能の問題である。今年、組合では過去最高の放射能値が検出されるなど、3年が経過した現在でも問題は続いている。ただ、こうした放射能の検出は組合の品質意識の高さの表れでもあり、今後も高い意識を継続して持ち続けていくことが重要だ。なお、既存商社の統合を受けて、入札権を持つ商社が減少することとなるが、これに対し、4社から新規の入札権の申し込みがあった。しかし、過去の基準を照らし合わせるなどした結果、今回は新規の受け入れを見送ることとなった。入札権を持つ既存商社の方には、関東鉄源の入札権を保有しているという事を、緊張感を持って受け止め、プライドを持って入札に参加していただきたい。」(要旨)

 

また、平成26年度(2013年8月〜2014年7月)の実績については、売上数量23万6000トンと過去最高となった前年度には及ばなかったものの、売上金額は78億円と過去最高を更新いたしました。平均価格が3万3501円と初めて1年を通じて3万円台を維持したことが売上増につながりました。

 

今後とも当組合へのご支援をよろしくお願いいたします。

 

2014年9月17日 関東鉄源協同組合