第11回通常総会を開催しました。

関東鉄源協同組合では第11回通常総会を栃木県宇都宮市の宇都宮東武ホテルグランデにて開催しました。総会では年度事業報告、次年度計画などの議案が滞りなく承認されたほか、役員改選で新理事長として山下雄平(株式会社ヤマシタ 代表取締役社長)を選出しました。以下に前理事長・渡辺淳と新理事長・山下雄平の挨拶を掲載いたします。

 

渡辺淳
前理事長 渡辺淳

 

前理事長 渡辺淳

 

鉄スクラップ業界は先が見えない非常に厳しい環境に置かれているが、こうしたなかでも当組合は昨年度の売上金額は設立以来最高となる74億円を記録した。一方で、これからも鉄スクラップの国内需要は回復せず、発生は減る状況が続くことが予想されることから、組合が団結して輸出を伸ばしていただきたい。

 

 

新理事長 山下雄平

山下雄平
新理事長 山下雄平

 

振り返ると組合設立時は、H2=1万円の時代であった。組合の予算もH2=7500円で計算して6億円の予算を作成したが、現在はその時に比べ3倍以上も高い価格帯にある。組合設立の趣旨は、余剰鉄スクラップの輸出による需給調整を図ることにあり、安定的に輸出を継続するには、組合員の協力が必要不可欠。価格面で厳しい状況だとしても、組合だからこそ出来る事業である。また、私に求められているのは調整役であると考えており、順法精神の下で業界の地位向上に取り組んでいきたい。

 

 

今後とも当組合へのご支援をよろしくお願いいたします。

 

2012年9月26日 関東鉄源協同組合